お盆休みのイベントは、阿修羅展です
- 2009.08.13
- いっしーブログ
九州国立博物館 阿修羅展
我が家のお盆休みのイベントは、阿修羅展です。
昔から地鎮のために水晶玉などが使われていたのですね。
水晶丸玉や水晶六角柱、黒水晶、瑪瑙など土地を清めるために
使われていました。
興福寺創建と中金堂鎮壇具
明治7年(1874)、中金堂基壇中から、創建時に地鎮のために埋納されたと考えられる金・銀・真珠・水晶・琥珀・瑠璃(るり)・瑪瑙(めのう)などで作られた各種製品と銅鏡、刀剣など、1400点あまりの鎮壇具が出土しました。さらに、明治17年(1884)にも同じ場所から銀鋺、水晶玉など21点が出土しました。これほど大量の鎮壇具が出土するのは稀であり、いずれも優れた工芸品であることから国宝に指定されて、現在、前者は東京国立博物館に、後者は興福寺に収蔵されています。また、最近の中金堂の発掘調査でも、創建時の鎮壇具と考えられる遺物が出土しています。今回は、東京国立博物館所蔵品、興福寺所蔵品、最近の発掘調査での出土品を一堂に集め、中金堂創建にかかわる鎮壇具の全容が初めて明らかになります。
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